2018.06.11
第一工場の電気集塵機の爆発について(第二報)
原因と再発防止策のご報告
平成30年5月28日午後8時18分に発生した当社の第一工場電気集塵機の爆発事故の原因につきましては、
この度、消防他関係当局に下記の通りであることを報告いたしました。
再発防止策と併せてご報告いたします。
この電気集塵機に関連した爆発により周辺の方々にご迷惑とご心配をおかけしたことに対して改めて深くお詫び申し上げます。
下記の再発防止策を徹底することは勿論ですが、本件を深刻に受け止め、業務全体を見直し、安全第一に確実な処理を徹底して参ります。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
記
- 原因
本件は、2基の電気集塵機間の連結ダクト内での粉塵爆発と思われます。
その原因は、運転開始後の焼却炉失火から発生した未燃焼燃料揮発性ガスが電気集塵機のスパークで発火し、粉塵爆発を誘発したものと見られます。 - 再発防止策
- 粉塵爆発の原因となる粉塵発生を防止するため、2基の電気集塵機間の連結ダクト清掃を定期に計画に組込み、合わせて運転開始前にダクト内に散水し内部の活性炭等を加湿状態とします
- 未燃焼燃料揮発性ガスの発生を防止するため、焼却炉が失火した時に検知できる設備を設置します
- 設備対策に伴う作業手順の見直しと作業者の教育訓練を実施します
- 監督官庁のご指導からの改善なども行ってまいります
以上
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